しあわせうさぎさんの決意

教会、職場の不安、困難の乗り越え方とは?

「相手を受け入れる覚悟が出来る時、始めて生きる言葉となる」日本ホーリネス教団工藤良一牧師”こころのごはん”から今日も力を得る

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「おりにかなって語る言葉は、銀の彫り物に金のりんごをはめたようだ。」箴言25-11

「弱い人には弱い者になった。弱い人を得るためである。すべての人に対しては、すべての人のようにならた。なんとかして幾人かを救うためである。福音のために、わたしはどんな事でもする。わたしも共に福音にあずかるためである。」Iコリント9-22~23

 

うつ状態になったとき、がんばれという言葉は心に突ぎ刺さります。

まず現状は良くないというシグナルに取られます。

そして何とかして解決策を見出し将来に道をつけなければならないと焦ります。

頭の中はぐるぐる回り、いつまでたっても解決策が見いだせず、安らかに眠れなくなります。こんな時必要なのは、相手が大局的な大きな地図の上のどの位置にいるのかを理解してあげることです。

いや理解するというより、大局的な見方をどうぞ相手の方にお示しくださいと祈ることが自然と行われていきます。

もし困難の渦中にある当事者の周囲の人が、今起きている困難の本質を理解したとしたら、不思議なことですが、そのことを相手に伝えなくても、相手に安心感を与えることができます。

本質的な問題点を見出せたということは、本質的な問題点を解決するポイントを見出せたということ、つまり解決する手段が世の中に存在すると確信することができます。

そしてその希望と平安が、困難の渦中にある当事者の心に伝わっていくのです。

 

あなたの表情に神様の意思が働き、相手の話は自然と本質の解決へ向かっていきます。

その日に本質に向かわなくても、一日後、数日後、一週間後、数か月後、一年後、数年後に渡って神様は必ず働いて良き答えを与えてくださる、たとえわたしが想像する解決策でなくても、それを上回る最も良き解決策が与えられるとあなたが確信すれば、相手の方に最善のカが働きます。

 

そう信じることが困難の渦中にある当事者の周囲の人のなすべきことと思います。

このとき物事の本質を見極めなければ、あなたは的外れになりますから、無責任な傍観者か、害悪をまき散らす毒ある人となるでしよう。

真剣に相手を見つめ本質を理解することこそ、愛するということにつながる唯一の道だと思います。

そして、もし相手との交流で信頼関係を既に築き、物事の本質を捉えたうえで、あなたが相手のことを受け人れる覚悟ができたなら、

そして、解決可能なのに不安に襲われて相手の心が落ち着いていなかったら、「大丈夫、あなたならできる」と、「がんばれ」とは違った表現で相手を励ますことが出来ると思います。

 

この日記は日本ホーリネス教団大島キリスト教会工藤良一師のデボーションテキスト「こころのごはん」を読んだ感想を書いています。

*残念ながら現在心のごはんをインターネットで見ることはできません。

工藤良一師のプロフィールとともにこころのごはんをインターネットで見ることが出来るようにとお祈りしています。