しあわせうさぎさんの決意

教会、職場の不安、困難の乗り越え方とは?

「自分はなんて馬鹿だったのだろう、大切にするべきは自分の妻ではなかったか。そして自分の家族ではなかったか。」日本ホーリネス教団工藤良一牧師”こころのごはん”から今日も力を得る

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「人がもし、そのひとりを攻め撃ったなら、ふたりで、それに当るであろう。三つよりの綱はたやすくは切れない。」伝道の書4-12

「これらのことをあなたがたに話したのは、わたしにあって平安を得るためである。あなたがたは、この世ではなやみがある。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている」。」ヨハネ16-33

 

夫には夫の生活があり、妻には妻の生活がある。

お互いの生活を邪魔することなく、上手く乗り越えたいと思って結婚生活を送っていました。結婚前の人間関係、親子関係をそのまま継続したまま、新たな結婚生活を上乗せできると思っていました。

自分のことが精いっばいの夫は、妻の変化に気が付きません。

僕には僕の生活があるんだから、邪魔しないでほしいという気持ちが妻に伝わります。

やがて夫は会社の質の悪い友達と交流を重ね、家庭をないがしろにするだけでなく、自分自身も身動きが取れなくなって壊れていくのです。

多くの外面の良い人がこのパターンに陥って、離婚に至るケースもあったことでしよう。

 

自分が自分のことだけ考えていて、周囲のことを気にせず、しかも相手によく思われることばかり考えて、相手を良く見ないで、質の悪い人間に騙されたと気が付くのは、大抵自分が壊れた後です。

そして壊れた後に この人生の苦難の中で、誰が助けてくれたのかを思い直す時が来ます。

気丈に家族を守り、 自分が壊れた今、そばに寄り添ってくれるのは妻だけだと知ります。

ああ、自分はなんて馬鹿だったのだろう、大切にするべきは自分の妻ではなかったか。そして自分の家族ではなかったかと。

 

そのようになってから初めて人生の歯車が、生き生きと幸せに向かい始めます。

二人は別々の人生を歩んでいたのに、結婚を機に同じ家の中で一番長い時間を共にするようになります。そうすると、全く違った性格であった二人が、同じような性格になり、顔も姿も似てきて、まるで兄弟のようになります。

そうして、わだかまりもなく、痛いこともはっきりと告げることのできる信頼関係が出来上がり、お互いの困難の原因に協力して立ち向かうことが出来ます。

妻が苦しんでいるとき、まるで自分の身が切り刻まれたように思い、しかしそのことの報復措置としての短絡的な行動を自制し、ひたすら真実の解決を求めるように静かに祈るのです。

あらゆるものが良きことのために行われている、今の困難は将来の実を収穫するための必要な道だと、将来の大きなヴィジョンの中の一つとして今の出来事を夫婦で一致して受け取ることが出来るようになります。

そして、聖書の言葉にあるように「二人は親元を離れて一心同体となる」ということが実現するのです。

 

この日記は日本ホーリネス教団大島キリスト教会工藤良一師のデボーションテキスト「こころのごはん」を読んだ感想を書いています。

*残念ながら現在心のごはんをインターネットで見ることはできません。

工藤良一師のプロフィールとともにこころのごはんをインターネットで見ることが出来るようにとお祈りしています。