
神は歴史の中心にイスラエルを置かれた。
イスラエルを知らなければ、神様のご計画ってわからない。そうか、僕の信仰の最後のピースはこれだったんだ。栄子おばさんに相談してみよう。
たちゃんイスラエルのことなら私に任せて。
栄子おばさん。
イスラエルを軸として聖書を見るとき、これまで見えなかった神様のご計画が明らかになります。その最後のピースにやっと気づいたたけちゃん。そこに現れたのは、イスラエルでの宣教生活を終え、日本に帰国したばかりのおば栄子だったのです。
こんにちは。
ああ、こんにちは。
また帰ってきてくれて、久しぶり。
今日も学びの続きを聞きに来ました。
このあいだのベタニアの話の続きね。こないだは4日間死んでたラザロが帰ったのよねえ。そっからだったわね。そして、イエス様が雌ロバの子のロバに乗ってベタニヤに入った。そこまでね。聞いたところだったね。
じゃ、ヨハネの11章の47節から53節読んでみて。
そこで祭司長とパリサイ人たちは議会を招集して言った。我々は何をしているのか。あの人が多くの印を行っているというのに。もしあの人をこのまま放っておくなら、全ての人があの人を信じるようになる。そうなると、ローマ人がやってきて、我々の土地も国民も奪い取ることになる。しかし、彼らのうちの1人で、その年の大祭司であったカヤパが彼らに言った。あなたがたは全然何もわかっていない。一人の人が民の代わりに死んで、国民全体が滅びない方があなた方にとって得策だということも考えに入れてない。ところで、このことは彼が自分から言ったのではなくて、その年の大祭司であったので、イエスが国民のために死のうとしておられること、また、ただ国民のためだけでなく、散らされている神の子たちを一つに集めるためにも死のうとしておられることを預言したのである。そこで彼らはその日からイエスを殺すための計画を立てた。
これだけの奇跡を行っているにも関わらず、彼らはメシアだっていう風に結びつけないで、このままにしてたら人々が彼についていくので、ローマと戦いになるよって、そればっかり心配しているわけなのよね。
そうだよね。だって、ほんとだったら、ラザロが死んで四日目に蘇ったっていうのを聞いたら、彼らだって喜んで興奮していいはずなのに、もう全然そういう反応じゃないっていうことでしょ。
いや、逆の反応が出てるのね。それで、53節で、そこで、彼らはその日からイエスを殺すための計画を立てたっていうのがラザロが蘇ったすぐ後なのね。このラザロが蘇ったがために、あまりにもたくさんの人たちが興奮しているので、その日から彼らはイエスを殺すための用意をし始めたっていうね、カヤパが知らずに預言してる言葉。この言葉はね、すごい言葉で、一人の人が民の代わりに死んで、国民全体が滅ばない方がいいっていう言葉を使った。これは彼自身が言った言葉ではなく、イエスがもう国民のために、また神の散らされたもののために死のうとしている預言をしたのだって書いてあるでしょう。
はいはい。
だから何が起こったかって言うと、ベタニアで子羊が選ばれるところで、人々がみんなに選ばれたね。
はい。
そして、祭司によって生贄は殺されるでしょ。
うん。
で、ここで大祭司かがイエスを殺すアイディアを与えてるわけなのよね。
うん。うんうん。
だから、結局、神様のご計画っていうのが、子羊が選ばれるところで人々から選ばれ、そして祭司によっていよいよ生贄となるというパターンがそこにばっちり出てきているのね。
なるほど。うん。
じゃあね。次はヨハネの12章1節から3節読んでくれる。
はい。
イエスは過越の祭りの六日前にベタニアに来られた。そこには、イエスが死人の中から蘇らせたラザロがいた。人々はイエスのためにそこに晩餐を用意した。そしてマルタは給仕していた。ラザロはイエスとともに食卓についている人々の中に混じっていた。マリアは非常に高価な純粋なナルドの香油300グラムをとって、イエスの足に塗り、彼女の髪の毛でイエスの足を拭った。家は香油の香りでいっぱいになった。
これは、ナルドの油っていうのは、ものすごい高級なものなのね。ものすごい高級だから、よほどのお金持ちでないと手に入れられないっていうようなものなんだけれど、女の子が生まれると、裕福な人は必ずナルドの油というものを、その女の子のために、今日生まれたら、生まれた時から、もう中にはその時から貯金をし始めるという人もいるし、お金があるからすぐ買うっていう人もあるんだけれど、その女の子が生まれると、ナルドの油を買ってあげる。
ええ、どうして。
これは、ナルドの油っていうのは。うん、結婚式のために使うのね。で、その結婚式のために使うナルドの油っていうのは、結局、その生まれた女の子の宝となって、ずっと一生涯、これ、私の、ナルドの油よ、見てって言って、人に見せたり、自分で眺めたり、何を考えてるかっていうと、自分がお嫁に行くのことを楽しみにする、そのためのものなのね。
へえ。
そして5節で、うん、ユダがなぜこの香油を300デナリで売って、貧しい人を施さないのかって言ってるのね。
この300デナリっていうのは、大変なお金のこと。
すごい高価、すごい高価だということ。一日中ものすごく一生懸命働いて受ける賃金はっていうのが1デナリ。1デナリ。だから、300日しっかり働いたそれだけのお金が、300日働いてやっと買えるぐらい高価な、高価な香油なのね、これは。
じゃあ、普通の人ではなかなか買えないレベルのもの。
そう、だから、よほどに裕福なマリアの家族が裕福であったっていうのが、そこですごくよくわかるんだけど。
これ、そんなに特別な油なの。
もう、これはものすごい特別なの。ねえ、マルコ14章3節読んでみて。
イエスがベタニアでツァラートに侵された人、シモンの家におられた時、食卓についておられると、一人の女が、純粋で非常に高価なナルドの油の入った石膏のツボを持ってきて、そのツボを割り、イエスの頭に注いだ。
ナルドの油っていうのは、オミナエシ科の植物の根っこから取れるものなのね。で、このナルドの油の取れる、この根っこっていうのは、ものすごい寒いとこで育つのね。で、3300メートルから5100メートルのヒマラヤの山脈のところで育つもんだから、イスラエルからはものすごく遠いところ。そこから来てるのね。そして、石膏ってね、こういうの。これ、石膏の壺なんだけれど、ナルドの油が入っていた。石膏っていうのは、小さな彫刻が。ここにも彫刻が。
どこ。
はい。入ってるんだけど、小さなもので、ものすごく綺麗な、もう宝物に彫刻されてるのね。そしてね、ナルドの油が入ってるんだけど、密封してしまう。
お、密封してしまうってことは、使えないってことね。どうやって開けるの。
それ、石膏の壺を持って、その壺を割りっていう言葉が入ってんのね。
はい。
割ったっていう言葉が。そしてイエスの頭に注いだ。
割らないと使えない。
密封されてるから。だから、ナルトの油を。うん、片手に。そしてほかの石を。うん、ほかの手に。そしてここでパンって割って注ぐの。ねえ、だから蓋開けて。はいはい、ちょっとだけイエス様に注いで、あとはキープしておきますって、そういうことはできない。もう自分の宝を全部捧げるという姿がここに現れてるのね。幼い頃からもう宝物として持ってたものを、もう割って、もうあとはもう一回使うってことはできない。もう割っちゃったら、それで全部使い切るしかないっていうことでしょ。
そうそう。そうそう。
これをイエス様のために使ったっていう話。
そうなのよ。そうなのよ。そうなの。うん。この結婚式の時に使うってね。
はい。
もう、ほんとに小ちゃい。小さい時から大切にしていたものを。
うん。
全部イエス様に捧げる。
うんうん。
なんでこんなにナルドの油が結婚式に必要なのか。その理由があるわけね。はい。で、結婚するっていうのは、その、花婿にとっても花嫁にとっても真新しい人生が始まるっていうので、実はすごく恐ろしい思いをしている。また、不安な思いがあるけども、嬉しい思いもあるし、複雑な思いがいっぱい詰まってる。そのナルドの油の香りがこう漂うと、これはアロマテラピーになって、平安がふわーって与えられるのね。
うん。
で、このナルドの油は、この怒りを燃えてる人、そういう人に使うと、怒りがすっと静まるっていうことも語られてるのね。
素晴らしい。もう高価な油だったってことだね。
で、それを小さい時から大切にしてたの。イエス様に捧げたっていうね。
ほんとは、自分の結婚式の、その新しいね、スタートのために、大事にとっておいた宝なんだけど、イエス様のために割って、全部使った。
全部使った。そして、ちょっとスーパーに行って、リンゴもう1つ買ってきますっていう、そんな簡単なものじゃないから、もう全財産を捧げたわっていうようなね、感じなのね。そして、このユダは、300デナリで売ってあげればよかったのにって怒っている。はい、この時にイエス様がおっしゃったこと、8節と9節。はい、読んで。この、この14章の同じ場所ね。
この女は自分にできることをしたのです。埋葬の用意にと、私の体に前もって油を塗ってくれたのです。誠にあなた方に告げます。世界中のどこででも、福音が述べ伝えられるところなら、この人のしたことも語られて、この人の記念となるでしょう。この女は、うん、自分のできることをしたのです。
埋葬の用意っていうこと。これは、イエス様が十字架にかかる六日前。六日前の出来事。六日前の出来事なのね。六日前に、過越の六日前に、ベタニアに着かれたっていう言葉がヨハネに書く書かれてあったでしょ。だから六日前なのね。イエス様は百パーセント神様。だけど、百パーセント人間。うん、その人間の部分のイエス様が十字架にかからなければならない。やはり神様なんだけども、不安は、あそこで、このナルドの油を捧げたっていうアロマテラピーを与えられてるっていうのは、これは神様から来たことね。やっぱり百パーセント神様だけど、イエス様百パーセントは人間でもあるから、もうそういう励ましや平安が、このナルドの油によってもう必要だった。そういうことなんでしょ。
そういうことなのね。神様の愛がね、このような形で、実は彼女は生まれて、その受け取った時から、この日のために、うん、ずっと大切にしていたっていうことになるのね。
そういう風になるんだね。
うん。だから、世界のどこででも、福音が宣べ伝えられるとこでは、この人のしたことが語られるという言葉をイエス様がおっしゃったわけなのね。本当は自分の結婚のためにも宝物としてとっておいたつもりのものが、イエス様のためにとっといたことになった。それも葬儀の、葬儀のために用意されたものであるということがわかるわけなのね。
はい。
ええ。じゃあ、たけちゃん。はい、ヨハネ19章に行って19章の31節読んでくれる。
その日は備え日であったため、ユダヤ人たちは安息日、その安息日は大いなる日であったので、死体を十字架の上に残しておかないように、すねを折ってそれを取り除ける処置をピラトに願った。
これは。はい、安息日。ただの安息日だけじゃなくて、過越の祭りの中の安息日だから。
うん。ものすごく特別な日なのね。
うんうん。
ええ。そして、安息日っていうのは、日没、太陽が沈んだって言ったら始まるのね。だから、その、金曜日だから、イエス様が十字架にかかられたの。その日没が、太陽がこう、だいぶ沈んできてるから、骨を折ってくれって頼んでるの。
はい。
なんでそんなことを頼んでるか。なんで。十字架にかかってる人っていうのは、こう、十字架にかかってぶら下がってるとき、息できないのね。うん。だから、ものすごく苦しみながら懸垂をして、息吸い込んで息を吐く。また転垂をして息を吐くってそういうの。だから、骨を折っちゃうと懸垂できないので、すぐに死ぬのね。
なるほど。うん。
だから、さっさと死なせて。そして、十字架から外してくださいと。安息日が始まる前に、日没になる前にすぐに死ぬように、もう急がなきゃいけない。で、イエス様のところに来て骨を折ろうと思ったら、もうイエス様はもうすでに亡くなられた後だったので。それで、十字架から大急ぎで下ろして、普通はお墓に入れる前に香油を体に塗るのね。香油を塗って布にくるんでお墓に入れるんだけど、その時間がないの。その時間がないから、そうそう、大急ぎで体をおろして、布にくるんでお墓に入れて、香油を塗ってないのね。
うんうんうん。塗る暇がない。
ないない。でも、マリアが六日前に葬儀の用意としてナルドの油をすでに注いでいるわけなのね。
そういうことなんだね。
だからもうほんとに、ナルドの油を捧げた。マリアのしたことっていうのは、もうのすごい素晴らしいこと。自分のために葬儀の用意をしてくれてるのですっておっしゃって、もう家中がその香りで満たされたって書いてあったんでしょう。
ええ。
だから、家中にいた人たちがものすごい平安に包まれて、そして今度イエス様が外をお歩きになると、行くといったところに、その香りがばーって出るわけねえ。そしたらもうすごい怒ってる人が、ナルドの油の匂いがすっとしてくると、その怒りが収まって、この方はって思う。そういうのを思ってる時に、その後ろからついてくる女性が、マリアが同じ匂いがするっていうね。これは、全ての自分の宝を捧げた彼女が、イエス様と同じ香りをしてるっていう出来事。それが葬儀の用意。今でも私、私たちが何かこう、大切なものを主に捧げると主の香りがこう放ってくるっていうね。
うん。
そういう風な喜びがこう、出てくるじゃない。
はい。
ええ、それと同じように、彼女はもう実際イエス様と同じ香りになって。イエス様がお墓に入った時にはもうすでに葬儀の用意がされていたっていう。これがベタニアの出来事なの。
こんな。このストーリーの素晴らしさが、なんかもっとよくわかったね。今日は。ほんとだったら、女性が自分の結婚式の日のために、小さい時から大事にとってた高級なあの油を、救い主の埋葬のために取っていたっていう結果になったってことでしょ。
もうほんとにね。
その素晴らしさ、そしてほんとにそれを割ってでも捧げたかった。それが素晴らしい。
素晴らしいよね。
そして、イエス様が。彼女は自分にできることをしたのです。私のたのために、この葬儀のためにしてくれたっていう。彼女がこのナルトの油を両親からもらった時から、この日のためのものだったんだっていう。それがこのベタニアで人々に選ばれて。そして祭司には生贄にされると決められて。そしてベタニアで葬儀の用意がされて、エルサレムで十字架にかかられた。
こんなに深い意味がベタニアにあったっていうのは。やっぱ質問してよかったね。
いや、いい質問してくれてね。嬉しかった。もう長いことベタニアのこと考えてなかったけど、なんかずっと全部思い出して、イスラエルのこと思い出して、あーあのベタニアだって思ったのよ。ほんとにありがとう。
あ、このナルドの油のような香り豊かな歩みになったらいいなって思うね。
なってるよ、たけちゃん。ほんとにもうなってるよ。
じゃあ今日はこの辺で。また質問持ってきて
ね。またちょっと素敵な質問持ってきてください。
ありがとう。はい。
こちらこそ。本当に今も楽しい時間ありがとう。
それでは、本日のおさらいをします。イエス様はベタニアでラザロを蘇らせたため、人々から受け入れられましたが、祭司たちやリーダーたちには拒否されました。大祭司カヤパは、イエス様が全人類の罪のために死のうとしておられることを知らずに預言しました。十字架にかかられた日は安息日で、急いでお墓に入れられなければならなかったので死体に香油を塗る暇がありませんでした。しかし、ベタニアでマリアによってナルドの香油が前もって埋葬のために塗られていたのです。こうしてベタニアを拠点となさった神のホスピスは、エルサレムで人類救済計画のために掲げられました。
それでは皆様、またお会いしましょう。
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