「むちを加えない者はその子を憎むのである、子を愛する者は、つとめてこれを懲らしめる。」箴言13-24
「イエスは彼に答えて言われた、「わたしのしていることは今あなたにはわからないが、あとでわかるようになるだろう」。」ヨハネ13-7
愛されないで育った子供が、後で自分の負ってきた苦しみが愛の鞭だと理解することができるでしようか。
極端に自己肯定感が低くなってしまった心に、自信を取り戻すことができますか。
すべては親を批判する心から始まります。
ひょっとしてわたしは不安定な親の心のはけロであったのではないかと、現実を直視することで、正しいスタートラインに立つことができます。
親に気に人られよう、他人に気に人られようと頑張ってきたあなたは報われることがありませんでした。
私もそうであったように、他人の目によく映ることを最優先するということは、自分のことしか考えておらず、他人をよく見ていないということです。
心地よい誉め言葉に騙され、カモにされたあなたは、気が付いたら周りの人はみなずるがしこい人だらけになっていることでしよう。
親も含めて周囲のずるい人を見極めることができるようになってから、あなたは自分の立ち位置を正しく知ることができるようになります。
そしてこれらの人を嫌いだと自分に正直になり、正しく抵抗し、一方でこれまで自分が軽視してきた影の人の中にある愛を知ることにより、心からこれらの人を大切にしようと思うようになるのです。
やがて麻痺していた心の中に温かい感情が芽生え、好きと嫌いの思いを周囲の人に抵抗なく示すことができるようになります。
毎日生活する日常の中で小さな出来事に美しさや喜びを感じることができるようになります。
今自分は足が不自由な中でフルマラソンを走るような過酷な中を生きてきた。今生きていることが奇跡なのであると心から自信を持っことができます。
あなたはもう親に縛られることは無くなっています。
これがこの世の中を自立して歩むことができるようになるための神様の鞭なのです。
この日記は日本ホーリネス教団大島キリスト教会工藤良一師のデボーションテキスト「こころのごはん」を読んだ感想を書いています。
*残念ながら現在心のごはんをインターネットで見ることはできません。
工藤良一師のプロフィールとともにこころのごはんをインターネットで見ることが出来るようにとお祈りしています。