「主に感謝せよ、主は恵みふかく、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。」詩編136-1
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。」Ⅰテサロニケ5-16~18
人は不幸の中に長い間浸っていると、喜ぶとか、感動するとか、感謝するとかの心の抑揚がなくなり、覆いかぶさってくる不幸から逃げようともしなくなります。
この時必要なのは休息です。何も考えずにひたすら眠ることが出来たらどんなに良いことでしょう。新しい欲求が起こるまでひたすら眠るのが最良の薬だと思います。
そしてもう一度立ち上がろうとするときに、自分の身の回りをもう一度点検すると良いでしょう。あなたは長い間親の機嫌を取り、周囲の人間に気に入られようとして全身全霊を尽くしてきました。しかしどうでしょうか。今あなたの回りに、あるがままの自分を受け入れてくれる人がいるでしょうか。ひょっとしてあなたのことを利用して搾取しようとする人ばかりではありませんか。あなたは今周囲の人に愛されていないのではありませんか。そしてそれはあなたも同じで、あなたがありのままの自分をうけ入れていないのではありませんんか。
まず正直に自分の心と向かい合いましょう。
そして好きなものと、嫌いなものをはっきりと意識し、好きなものを好きと宣言しましょう。
そうすればあなたは次第に日々の生活に自信を取り戻すことでしょう。
そしてあるがままに自分らしく生きることをライフワークと決めるのです。
その時からあなたは新しい人生を手に入れることが出来ます。
自分を抑圧する者から自立するため、毎日ちょっとづつでもいいから小さな努力を積み重ねましょう。
毎日喜び、祈り、感謝する生活を手に入れるためには、自分の生き方が自由に向けて前進しているかが大きなカギとなるのです。
砂に水をまくような徒労に終わらないためには、今いる理不尽な人間関係からの自立が不可欠です。
自分を大切にしてくれる本当の友人を見極める見識を養いましょう。
あなたの自由を制限する人から離れるべきです。
そして離れていても、近づいても変わらずあなたの自立心を受容してくれる人を見つけましょう。
見かけの親切な人に騙されてはいけません。
陰で黙ってあなたのために祈り、助けてくれる人に目を向けてください。
ひょっとしたらそのような人は、今まであなたが軽く見ていた人かもしれません。
あるいは単刀直入にあなたに言いにくいことを言い、現実に助けてくれる人かもしれません。
大切なポイントはあなたらしさを認めてくれるかどうかです。
そしてその人と接し自由を感じるかどうかです。
この日記は日本ホーリネス教団大島キリスト教会工藤良一師のデボーションテキスト「こころのごはん」を読んだ感想を書いています。
*残念ながら現在心のごはんをインターネットで見ることはできません。
工藤良一師のプロフィールとともにこころのごはんをインターネットで見ることが出来るようにとお祈りしています。