しあわせうさぎさんの決意

教会、職場の不安、困難の乗り越え方とは?

「主にまかせましょう」日本ホーリネス教団工藤良一牧師”こころのごはん”から今日も力を得る

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「わが魂は乳離れしたみどりごのように、安らかです。」詩編131-2

「人の心には多くの計画がある、しかしただ主の、み旨だけが堅く立つ。」箴言19-21

 

詩人は「わたしはわが力の及ばない大いなる事とくすしきわざとに関係いたしません。」と言っています。

わたしもこれまでの人生を振り返ると、とても自分の力で乗り越えてきたとは言えません。

もう乗り越えられないという壁を、少なくとも結婚前に4回、結婚してからも4回経験してきました。

それらの一つ一つはギリギリの状態で、もし一つでも違った結果になっていたら、わたしの人生は今とは大きく異なっていたでしょう。

しかしもし今の状態を昔の私が理解していたならば、わたしは常にこころ安らかに出来たかもしれません。

実はこんなことを意識して、祝福の先取りを気取って強気に振舞ったことがありました。

それまで生涯にわたって負ってきた重荷が取れた時、これで生涯の幸せが手に人ったと思ったのです。

その時はわたしは妻に「今の僕は世の中に怖いものはない」と豪語させました。

あらゆることがうまくいくように思いました。

その結果自分は何でもできると思って、自分に不釣り合いなほどの思いを抱くようになりました。

しかし結果は大変なこととなり、かえってわたしはうつ状態になってしまうほどでした。

神様はわたしを心晴れやかな解放された気持ちにさせることはしたけれども、わたしの心の高ぶりを見て、再びわたしを打ったのでした。

今は神様がなぜ再びわたしに重荷を負わせたのか理解できます。

心安らかにしてくださる方をはっきりと見上げ深く感謝しつつ、その安きに留まる事こそ幸せの秘訣だということを理解するためにこのような経験が必要だったのです。

 

人の計画で一番その通りにならないものは、人の思いを変えることです。

わたしは自分の親と意思疎通できなかったものですから、基本的に人とこころを通じ合えるという事を信じることができませんでした。

しかし結婚して自分の親子関係よりも長い時間を妻と過ごして感じることは、信頼は日々の生活の中で作り上げることができるということです。

結婚当初わたしは31歳でしたが、精神状態は幼児願望の抜けない3歳児でした。しかしその後の夫婦生活の中でわたしの心は癒され、自分らしく生きることの価値を認めるというくらいまで回復しました。

親のことを変えることは出来なかったけれども、親のコピーであるわたしが変わることができたのは、神様のおかげ、そしてその神様のお遣わしになった家族のおかげです。

 

家族が信頼し心を通じ合わせることができる、自分自身の存在を尊ぶことができる、このような環境を手にすることは、奇跡であり大変感謝なことではありますが、実は人並みのお金を手に人れる事より努力を必要としません。というか努力は全く必要ありません。

ただそのことに気が付かないと決して手に人れることはできません。

自分の考えの外側に真実なる神様がいらっしやるという事を理解するのは聖霊の働きに従わないとできないのです。

もし立ち上がれないくらいに疲れて、具体的な解決策も見いだせないままに眠れない日が続いたとき、もし目の前に柔らかい布団が準備されていたら、まずそれを受け人れてお体みになってはいかがでしょうか。

そして目が覚めて、もし気に人らなかったら、もう一度出ていけばいいです。

それをお許しにならない神様ではありません。

納得するまで、まずは休みなさいとおっしゃっておられます。

 

この日記は日本ホーリネス教団大島キリスト教会工藤良一師のデボーションテキスト「こころのごはん」を読んだ感想を書いています。

*残念ながら現在心のごはんをインターネットで見ることはできません。

工藤良一師のプロフィールとともにこころのごはんをインターネットで見ることが出来るようにとお祈りしています。