「子供らよ、今わたしの言うことを聞け、わたしのロの言葉から、離れ去ってはならない。」箴言5-7
「このように、あなたがたはキリストと共によみがえらされたのだから、上にあるものを求めなさい。そこではキリストが神の右に座しておられるのである。あなたがたは上にあるものを思うべきであって、地上のものに心を引かれてはならない。」コロサイ3-1~2
今の問題が解決してから、主を求めようと考えてしまうことがなんと多いことでしょう。
今は忙しい、お金がない、人間関係が悪いと言って、自分の不安を解決してから次にかかろうとするのです。
つまり神様についての優先順位は、わたしの必達目標より低いのです。
多くの課題が解決して自分が自由になるのは、ひょっとしたら死んだ後かも知れません。
若い時に希望に満たされて手にしたクワを、忙しさにつぶされて途中で投げ出して、何十年もそのままになっています。
神様を第一にするとは、神様を今ある第一のもの以上の位置づけにするということではありません。
そうではなくて今ある第一のもの、第二のもの、第三のものを手放すということです。
毎日の生活を楽しむことは大切ですが、それが偶像になってしまわぬようにしなければなりません。
もっと成長を、もっと実りを、もっと成果をというものを満たすためには、愛がゆえに行うことに労力や資源を集中させなければならないのです。
愛のために視点を変える、愛のために今までの価値観を転換する、愛のために潜在意識を突き止めその根本になる恐れのもとを乗り越えるということが必要なのです。
今までの人生を振り返ると、愛に欠けるものだったがゆえに、多くの幸せを失ったことがわかります。いや、今まで最も大切に思ってきた地位や名誉やお金こそ、実は愛の欠ける行いをしたからこそ、受け損なったと気が付くのです。
でも、今までの損をあきらめて、自分の運命、自分らしさ、自分の召命に向き合うときに、人生が加速度的に展開していくのを感じるはずです。
今から始まります。
繰り返します。今から大きな出来事が始まるのです。
自分の外にある神様を意識する。そして、そのことに無限の財宝が眠っているということを見出すとき、毎日が光り輝いてきます。
あきらめる、捨てる、離れるからこそ、その空白に神様が侵人し、多くの働きをなしてくださるのです。
この日記は日本ホーリネス教団大島キリスト教会工藤良一師のデボーションテキスト「こころのごはん」を読んだ感想を書いています。
*残念ながら現在心のごはんをインターネットで見ることはできません。
工藤良一師のプロフィールとともにこころのごはんをインターネットで見ることが出来るようにとお祈りしています。