「なまけ者よ、ありのところへ行き、そのすることを見て、知恵を得よ。」箴言6-6
「だから、ほかの人々のように眠っていないで、 目をさまして慎んでいよう。」Iテサロニケ5-6
今日何をするか、明日何をするかが明確になっている人は幸いです。
人生の目標、毎日の努力の仕方が、自分らしく、ありのままの自分を尊重する選択がなされていて、明日最後の日を迎えるということになっても慌てることがありません。
このように自分の生き方が明確になっている人は、60%の精度でも、的を得ているので大きな成果を早く出すことができます。
しかし、人生の目的が明確に定まっていないと、120%の精度で計画を立てても、大きな成果を生むことができません。
なぜなら最初の前提が間違っているからです。
自分自身の城を固めて、安心と楽な生活を手に入れようとしている人は、城を固める段階で挫折します。
このような人は自分のことしか見えていませんから、相手が何を思っているかを想像できません。
そしてとんでもない人々に搾取され騙されてしまうか、偏狭な老人となって人生の幸せを受け損なってしまうのです。
実り豊かな人は、城の壁など築きません。
隣人の問題点に恐れなく飛込み、充実感と達成感をもって毎日を過ごすのです。
毎日5を放出しつつ、新たに10を得るという循環が生まれます。
そして翌日には10を放出し、新たに20を得ます。
これは方法の差によってもたらされるのではありません。
自分を空にして生まれ変わるという、霊の躍動感が新たな力を生み出すのです。
このような人は毎日自分らしく好きなことで充実していますから、疲れることがありません。
毎日が幸せになるために 精一杯稼がなくてはいけないという思考ではなく、今できることの中に幸せがあると気が付いているのです。
儲けるために能力を磨いて、その儲けで楽をするという発想でなく、小さな日常の中に幸せを見出し、今を充実して生きる。
その結果豊かな生活が保障されるということです。
銀行預金の残高で安心するのではなく、将来の再臨の希望をもとに、それまでの生活が必ず守られるという底堅い安心感を確信することができれば、世界の景色が一変します。
今貯金を1000万円持っていたとしましょう。月20万円で生活すれば50ヶ月(約4年) 生活できます。
しかし自分は聖霊様とともに一生働き続けると決意すれば、この1000万円は必要なくなります。
更に加えて言えば一生働くということは、例えば月10万円を手にするとすれば、10年で1200万円、20年で2400万円を得るということなのです。
(働き続けることの大きな収入を現実的に計算することをお勧めします。そしてそれが充実した生活からもたらされるとすれば、一時的な貯金の大小よりも余程そちらの方が重要ということがわかるでしょう。)
そしてイエス様は疲れをいやし誰にでもその力を与えてくれるとおっしゃっているのです。
この日記は日本ホーリネス教団大島キリスト教会工藤良一師のデボーションテキスト「こころのごはん」を読んだ感想を書いています。
*残念ながら現在心のごはんをインターネットで見ることはできません。
工藤良一師のプロフィールとともにこころのごはんをインターネットで見ることが出来るようにとお祈りしています。