うつになる前の職場の人間関係を振り返ってみましょう。
それまでは、相手のことを考えるというより、自分のことを相手に評価してもらうために、ひたすら相手に気に人られようとしていませんでしたか。
そして努力すればするほど相手に軽く見られ、そのことを心配して注意するする人の方をかえって反感を感じたりしてませんでしたか。
気が付いたら自分の周りには、自分のことを搾取する、するがしこい人ばかりになっていませんでしたか。
どんなに頑張っても長い間実を結ばなかったのは、頑張りが少ないからではなく、頑張りの方向が間違っていたからでした。
今ではこれらのことを身に染みて、実感として理解できるようになったと思います。
大切な人を大切にすることを意識した今、信頼関係というものがどのようなものかを体感することができました。
信頼できる人は、あなたの、あるがままに、生き生きと、幸せに生きる希望を邪魔したりしません。
あなたの自由を尊重して認めてくれる人、それが大切な信頼できる人です。
そのような人と良い関係を持つことができるようになるため、あなたは依存している人から離れ、血みどろになって自立の道を歩んできたのです。
今あなたは、野の草や、空を飛ぶ鳥、日常の食事の中に幸せを見出すことができるでしょう。
職場では相変わらず色々な問題か起こっています。
以前のあなたはそれらを他人の課題として、自立した冷静な立場で放っておくことができなかったのです。
しかし、今では先が見えなくとも、自分が出来る今日一日のことを、最善を尽くして一つ一つこなしていくことの中に、充実感を覚えていることでしよう。
そして他人にどう思われるかということを気にすることなく、自分らしく生きるために自己実現を果たすことに夢中です。
それがうつを乗り越えた状態と思います。
①うつになる前の人間関係を反省する
②意識を広げて自分らしく生きることが幸せの道ということに気が付く
③自分の自由を認めてくれる大切な人を見極め、信頼関係を築く
④自分の課題(自分らしく生きる)のための自己実現を目指し、他人の課題に振り回されないように自立する
⑤うつを乗り越えた状態(自分らしく生きることができ幸せをつかみ取った状態)を記念日としてお祝いする
ここまでうつを乗り越えて職場復帰した時の経験談にお付き合いくださりありがとうございました。
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