自分の親子関係、家族関係を振り返ってみましよう。
次のようなことはありませんでしたか。
①父親は高庄的でいつも私を支配していた。母親はそれに黙って従っていた。
②家にいるときに自分の思うことを話せなかった。
③家族と信頼関係を築けなかった。
④どちらかといえば子供であるわたしの方が親の精神的フォローをしていた。
⑤小さい頃夕方になると家に帰りたくなかった。家の中は落ち着く場所ではなかった。
⑥ありのままの自分を受け取ってもらったことはなかった。
⑦ 自分が良い成績を取る事、良い会社に人る事だけが親の興味の対象で、それ以外は認められなかった。
⑧結婚に際し反対をして、うるさい注文をいっばいつけるくせに、親としての責任を果たさない。
⑨子供の結婚相手のことを尊重せず軽視する。
このような環境に育った子供は、相手に良く思われようとして過剰に相手の意に沿おうとします。
実家から離れて、社会人として独り立ちした後でさえ、親子関係と同じことが、一般社会でも続いていると思うのです。
このような状態を続けていくと、心の重荷がどんどん積み重なって、やがてうつ状態に陥ります。
ずるがしこい人から見ればこのような人は利用しがいのある存在なので、どんどん近寄ってきます。
そのような姿を見て、真実を話してくれる友人もいたでしょうが、このような人は本質的な努力を要する貴重なアドヴァイスを退けてしまう可能性が高いです。
そして貴重な友人となるべき人は、このような人から離れていくことになるのです。
何か日常の生活が重苦しく、いくら頑張っても好転しないという時は、周囲の人間関係をチェックしてみる必要があります。
うつ状態になるほどのあなたの周りには、ずるがしこい人ばかりになっている可能性があります。
実はわたしもこのうつ状態のような人だったのです。
そしてこのような人のために、最も必要なことを示している方が加藤諦三さんなのです。
わたしは加藤諦三さんの本を読んで、自分の本質的な問題に気が付きました。
そして自分の課題に向けて一つ一つ努力していきました。
今後のページでは親子関係を振り返るとともに、自分の本当の課題を知り、それを解決することについて書いてみたいと思います。
次回は親子関係を疑ってみることを考えてみたいと思います。
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