しあわせうさぎさんの決意

教会、職場の不安、困難の乗り越え方とは?

良い子にとって親離れは一生をかけた戦いの始まりである

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あなたは今までの親子関係のひずみに気が付いてしまった


だれでも幸せになりたいと思っています。

そして安心にもなりたいと思っています。

しかし幸せと安心が相反することがあります。

将来のことを考えれば、今の本質的な問題に取り組むのが、幸せのために絶対必要なことだとわかっていても、とりあえず現状維持で安心を選んでしまうことが多いのです。

この安心を続けると心の借金が日に日に膨れ上がり、やがて生きる希望も失うほどになります。

 

親離れとはこの幸せに必要な条件ですが、そのためには血を流す戦いをして勝ち取るような場合もあります。

親が情緒的に豊かで、子供の自立を受け取ることができればいいのですが、それがかなわず、むしろ自由を押さえつけるような親も多いのです。

反抗期や親離れを経験せず、何も心の葛藤を覚えずに結婚して、夫婦関係に直面して初めて親離れを体験することもあるでしょう。

青年期に正常に親離れを果たすことのできなかった人は、自分の大切な人と親との板挟みの中で、初めて親を疑う、親を批判するという気持ちが芽生えてくることも多いのです。

加藤諦三さんの言葉に「駆け落ちは親からの乳離れ、離婚は世間からの乳離れ」というのがありました。周囲の目を気にせず自分らしく生きることを選び、その実現に向けて戦い抜くことを後押ししてくれる、そして自分の狭い偏見を脱皮させてくれる、こんなにも力強い言葉に体全体が熱くなる思いでした。

 

親を悪く言うことを、許さない考え方があります。

実は子供を縛り付ける親は、この点について子供を見事に洗脳します。

このような家庭に育った子供は、親を批判することを良しとすることは、カルト宗教から離れる位難しいことです。

健康な家庭ではごく普通に行われる、テレビドラマで見られるような親子喧嘩をすることを一切認められなかった人は、親を疑う、親と喧嘩するということは、会社に辞表を出すくらい大変なことでしよう。

子供のころから抑圧されて育った人は、一世一代の親と喧嘩のとき次のような点をチェックします。

①親から経済的に自立しているか

②親から精神的に自立しているか

③世間から精神的に自立しているか

④自分の幸せに向けた目標は、自分らしくあり、かつ自分の理想と現実の能力がバランスしているか。

そしてこれらを準備万端に整えてから、一気に攻撃します。攻撃は一時的ではありません。これは一生をかけた戦いなのです。

 

実はここまで興味を持った読んでくださったあなたは、もう準備万端かも知れません。

しかし親離れするためには、もうーつ必要なものがあります。

大切なものを大切にするということに気が付くことです。

自分の心の核になるような、母なるものに出合うこと、それが長い人生を本気で戦い抜くときに必要になります。

その為にまず等身大で生きることを始めて、そのようなあなたを受け人れて下さる方と出会うことです。もうだまされてはいけません。自分の深層心理に問いかけるのです。わたしが最も幸せな時はいつか、そしてそれを得ることができるのはどのような場所か、そこにはずるがしこくない本気であなたのことを考えてくれる人がいるかです。

親離れするために目に見える現実からの自立と、本当の自分を見つけ出すことを最大の自分の課題と気が付いたあなたは、親を批判するスタートラインに立ちました。

 

次回は抑圧されるということを考えてみましよう。

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各ステッブの記事とまとめの記事をリンクさせますので振り返ってご覧ください。